CHARO CREATIONの挑戦【後編】

July 21, 2016

ブータンの伝統的な民族衣装をつかった小物に、ブータンのろう学校に画集を贈る寄付を含んで販売している「CHARO CREATION」『CHARO CREATIONの挑戦【前編】』でお伝えしたとおり、先月ブータンを訪問し、画集を寄贈してきたそうです。そのときの様子のレポートをいただきました。

前回の記事でお知らせしたとおり、6月4日~8日、たった5日間でしたが、ブータンでの配属先だったろう学校を再訪しました。

 

3年半ぶりのブータンは懐かしいと同時に、発展の兆しがあちこちに見え隠れして、時が経ったことを感じさせます。

学校に訪れてびっくりしたことと言えば、私が作った美術室が、建物ごとなくなっていたこと。職業訓練の立派な建物に建て替わっていました。もともと職業訓練の施設が充実しておらず、先生方も熱望されていたものだったので、まあ仕方がないか、なのですが…

美術の授業は予想通り継続されてはおらず、ボランティアの派遣もない現在は時間割にも入っていない状態です。私を含め、4年半ものボランティアの活動は、優先順位としてはそれほど高いものではないということなのか、それとも失敗なのか…まだ、答えは出ていないんだな、と感じます。

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今回の訪問は生徒たちには内緒だったようです。私を見つけた生徒たちが、あの頃毎朝「今日は美術の授業ある?」と問いかけてきたときのように私を取り囲み、次々に「覚えてるよ!」と笑顔で再会を喜んでくれました。中にはちょっと涙ぐむ生徒もいて、私も涙腺が崩壊する寸前でした・・・笑 当時4歳5歳だったちびちゃんたちも大きくなっていて、私が残した指導書をひろげ、「この人でしょ!思い出したよ」と話しかけてくれました。

 

現在は90名ほどの生徒がいるようですが、半分ぐらいは入れ替わっていて一抹の寂しさも感じました。
生徒同士で結婚した子もいましたが、多くは親元に帰ったようです。

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皆様からご協力いただいた雑貨の売り上げで購入した本は、学校の書棚に保管し、大切にしてくださるとのことでした。


 

もう一つ、NPO法人 日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会様が行っている「きこえのあしながさんプロジェクト」(http://u-s-d.jp/)の一環として、難聴者用スピーカー「COMUOON」が寄贈されました。数名の生徒に対しスピーチセラピーの先生とオーストラリアから来ているボランティアの先生が一緒にテストを行ってくださいました。

ブータンでは補聴器のメンテナンスが十分にできないこともあり、こういう外部機器で聴覚を補完できるツールは非常に便利です。このテストを受けた生徒は皆、補聴器だけの時よりもよく聞こえる、もしくは補聴器なしでも聞こえるとのことで、非常に有効であるとの好評価。操作や破損時の修理など、まだまだ課題はあるのですが、しばらく使っていただき、レポートを下さるそうです。


何人も先生が様子を見に来ては「これはいいね!」「もう少しあれば、英語やゾンカの授業でも使えるね!」「職員会議でも、聴覚障害の先生が使える」と、口々に言っていました。

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これで、1回目の活動レポートはおしまいです。
今後ともご支援ください!
どうぞよろしくお願いいたします。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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